おおさかユニオンネットワーク
3月8日、おおさかユニオンネットワークは、恒例の19春季統一行動に取り組んだ。
午前中、ユニオン全労協に加盟する大阪YMCA労組書記長の解雇事件で、大阪府労委が解雇無効の勝利命令を出したので社前で命令の履行を求め宣伝行動を行った。
12時45分から大阪市役所前で出発集会を行い、おおさかユニオンネットワーク垣沼代表が19春闘情勢などを報告し、丹羽事務局長が行動日程について提起。
最初に、大阪市に申し入れする労組が申入れの主旨を説明して、大阪市教育委員会に要請を行った。
大阪教育合同労組は、「学力経年調査・チャレンジテストの結果を利用する新たな人事評価制度導入」に反対する申入れし、なかまユニオンは、今春開校予定の「大阪市立水都国際中・高校」の民間委託に伴う職員の非正規職化によって、継続した教育指導が困難になると指摘する申入れを行った。
次に日本郵便㈱近畿支社には、労契法20条判決に伴い非正規社員の待遇改善を求めた。
最後に伊丹市猪名寺にある東リ本社へは、15年以上本社工場で働いていた偽装請負の下請け労働者の直接雇用申入れに対して誠実に団体交渉に応じるよう要請を行い、統一行動を締めくくった。
【 くさり4月号より 】